所沢市議会議員 浅野みえ子

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2017年 11月 19日 (日)

「議会報告会」で質疑が多かった児童クラブについて

by 浅野みえ子

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いつも手話通訳の方がいらして下さいます。ありがとうございます
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議会報告中
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始まる前に報告議員の方々が集合
9月議会に関する「議会報告会」が、11月18日(土)1時半から 柳瀬まちづくりセンターで開催されました。私は、報告担当者ではありませんが、傍聴に行きました。

NPO学童関係者の市民の方が、いらしていて「指定管理」で、NPO学童クラブが運営していた8つの児童クラブが選定されなかった事に付いての不安を数人の方が質疑していました。

私は、9月議会でこの件について議場で「賛成の立場で理由を討論」しました。その討論内容をここでアップします。(市議会のHPで、9月議会会議録で後数日でアップされますが・・・)以下・・・

賛成討論
  議案第92号、 議案第94号、 議案第96号、議案第  98号、議案第99号、議案第101号、議案第102号、 議案第107号

に賛成の立場で討論をします。(注=これらの議案は全て、NPO学童クラブが運営していましたが、30年度から他の運営団体に変わりました。その議案です)

この8つの児童クラブが、指定管理者制度のもと、選定委員会委員の評価のもと公平に選定されたと考えます。と同時に、議会の提言に添って所沢市の児童クラブ施策が実施されている事に、私は感無量です。市は「所沢市立児童クラブ条例」を制定し、保育料を一律1万円にしました。またそれに続き、指定管理者制度で運営団体に民間企業や学校法人、社会福祉法人と運営団体が参入するようにしました。

議会が提言したのは、平成21年3月定例会です。この議場にいらした議員の方々は記憶に深いことと思います。当時の「市民環境常任委員会」の赤川委員長が、委員会でまとまった提言を報告しました。以下、提言を要約し述べます。

「市民環境常任委員会」では、これまで、特定事件として「児童福祉について」視察、調査、審査してきました。ここに審査を終了し、提言をまとめました。提言はA案、B案の2案が提出されましたが、委員の投票の結果6対1で、賛成の多かったB案を提言とする事に全委員の合意が得られました。との報告の後、提言をしました。市民環境常任委員会多数提言案は以下です。

「放課後児童対策の重要性をかんがみ、ライフスタイルの多様化する中、行政としても、放課後子どもプランに沿い、児童クラブ、児童館生活クラブ、ほうかごところなど多様な選択肢をさらに整備していく必要がある。
そこで、民営化や一定の競争原理を導入し、経費削減によりこれを推進し、さらにサービスの向上を図ることが求められている。当市においては、児童クラブ及び児童館における指定管理者制度の導入がその点で有効であるとの見解で一致した。中でも、他市との比較においても、当市の児童クラブに関わる父母負担が大きく、保護者からのこの負担に対する軽減の要望が寄せられている現状から、少子化の進む当市としては、これに対する対応は急務である」以上が、21年3月定例会で提言した内容でした。

当時の議員には、保護者からNPO所沢市学童クラブの保育料の負担軽減を求める要望や、NPO学童クラブが決めた保護者会活動に対しての苦情が多く届いていました。そこで、NPO学童クラブ1つしか運営団体がない事が、問題なのだから、競争原理をもちいて、他の運営団体も参入できるように、指定管理者制度を導入する事を含めた提言となったのです。そして、その後、提言に添って粛々と仕事をしていただいた「こども未来部青少年課」の職員のみな様はじめ関係機関のみな様に敬意を表し、討論を続けます。

8つの議案では、従前の運営団体であるNPO所沢市学童クラブに対する選定委員会の評価集計表では、各年度モニタリングの総合評価が8点と低く、選定された他団体の方が高かった訳ですからこの結果となったとの事でした。

質疑の中で総合評価が悪かった理由が示されました。
指摘事項は、4つありました。

1.NPO所沢市学童クラブが運営する児童クラブで、平成
 27年度のキャンプで児童の熱中症の事故が起こった事。熱 中症には複数の児童がなったとの事。
 
2.開所時間に指導員が鍵を開ける事ができなくて、遅延した  児童クラブが2クラブあったとの事。

3.利用保護者に対してNPO所沢市学童クラブ本部に対して  寄付依頼をした事。

4.29年度の入所決定通知で、兄弟減免に対しての事務処理  について、誤りがあったとの事でした。

私が、それ以外にも注視した選定評価の項目があります。それは「児童クラブ利用児童の保護者との連携について、方針・計画等が適切か?」との項目です。
この項目では、NPO所沢市学童クラブの点数が他の団体と比較すると低いです。
ここについて、低い理由が私はわかる気がします。
この議案に反対する会派の方の反対意見には「事業者が変わることを利用保護者は不安に思っている」ともありますが

私には、利用保護者の方からそうではなくムシロ反対のご意見が寄せられています。
たとえば、
・NPO学童クラブでは、「保育料を集める仕事を、保護者が担当するのです。担当となった保護者が行わなくてはならないので、とても困ります。なかなか納めてくれない保護者の方に催促するのをなぜ、私がやらなくてはならないのか?悩みます。どうにかして欲しい」と相談された事があります。

・また、「学童クラブの保護者会活動の内容が多くて困ります」と言う相談や、「バザーを保護者会主催で開催する事になっていて、開催しますが忙しくて大変です。また、収益金が自分の子どもたちの児童クラブの子どもたちの為に役立つ為に使われるのならば、やり甲斐はありますが、収益金のほとんどを本部へ納める事になっているのです」と相談された事もあります。

きっと、そのような声は市の方にも多く届いていると思います。よって、8つの児童クラブの運営団体が来年度から変わっても、混乱は起こらずに、むしろ安堵する保護者の方も多いとも私は、考えます。

また、平成29年3月25日に青少年課が開催した「所沢市児童クラブ指定管理更新に関する保護者説明会」で配布された資料を、参加した保護者の方から、いただきました。その中に、前回の説明会に参加した保護者の方の声が記載されていました。とても前向きで賛成討論に相応しいと思いましたのでその声を読みます。

「説明会に参加した保護者の方からのご意見は、NPO学童クラブのご意見ばかりで、一般的な保護者の声とは温度差があるのかなと思いました。こういう会場に出席される方は、そういう傾向の方が多いのかなと思いますが、私は変化に対し子どもは柔軟に対応できますし、対応できなければ、これからの時代を生き抜いていけないと思います」

この保護者の方の思いは、多くの保護者の思いだと受け止めます。最後に、推測すると今回、NPO所沢市学童クラブしか応募しなかった為に、NPO学童クラブが引き続き運営団体となった児童クラブが多いです。しかし、今後、選定点数が低かった項目が改善されなければ市民サービスが向上しません。市に、は改善する為の指導を求めると共に、各運営団体へのモニタリングも引き続き努めていただく事も求めて、賛成討論とします。

T R A C K B A C K
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